入部-お菓子が焦げた?-

5/16
前へ
/16ページ
次へ
ガラッ! いきおいよく扉をあけるとあまりの煙に私は う゛っと鼻と口を押さえた。 ?『ゲッホ!ゴホッ!!あれ?!焦げた?!』 お、男の人の声…? しかも焦げたって…。 ?『あーあ…、失敗しちまった…、』 失敗どころじゃないだろ!! 私は心の中でツッコミをした。 って、それより! 『あ あの!すみません!』 ?『はい?』 『窓、開けないと!』 ?『窓?あぁ、いま開けるよ』 ガラッと窓があく音がした。 その瞬間 煙がはれてきた。 そして男の人の姿があらわになった。 か、かっこいい…? 意外にもその人は整った顔をしていた。 『あーっ、ごめんー、平気?俺、三日月 睦月っつーの。 二年なんだけどさー、てか、君はだれ?』 三日月睦月と名乗った人は不思議そうな顔で私を指差した。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加