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『なんでこの学校に入る事にしたんだ?』
『あ、それはお菓子部に入りたくて…』
『え!?マジで?』
パアッとした笑顔を睦月は見せた。
『は、はい。ほんとですけどー…』
『実は俺、お菓子部の部長だったりするんだよね!』
…シン。
『なんか私、耳が悪いみたいです。』
『え?は?いやいや…、ホントだって!』
『だって、竜崎学校のお菓子部の部長って大会で優勝したりしてるじゃないですか。 それなのにあなたはそういう風には見えないっていうか…』
チラッと私は見た。
『それは団体戦!個人戦は無理だな!』
団体戦…?
『へぇ…、結構 本格的なんですね…』
『今年は特に力をいれてるからな!』
『何で今年?』
『実は今年はある記念日なんだよ! 』
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