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「ネクリアス？」
「ネクリアス？」
コクトとクウは口をそろえて聞き返した
「そう[ネクリアス]には４つの国があるんだ。今いるここは[白夜国エルディヴァン]。それに敵対してるのが[極夜国グライデノン]。それに巨大宗教からできている[音響聖国レムルクレム]。最後に巨大飛竜の背中を首都にした[天空国スラスフィール]。この４つの国で[ネクリアス]ができているんだ。」
エディンは言い終わるとすぐそこの棚から紙を取り出した
どうやら地図のようだ
「これが[ネクリアス]の世界地図。」
エディンの広げた地図には大陸が三つあって南東に大陸が一つそれより少し北西に大陸がもう一つ最後の一つはその二つより北東に離れた所にあった
「南東にあるのが[エルディヴァン]その近くが[レムルクレム]北東の大陸が[グライデノン]そしてその間の海が[スラスフィール]」
「海！？」
クウは[スラスフィール]の場所に驚いた
「そう、 [スラスフィール]は村や町も全て飛竜の背中にあるんだ。竜は殺さない限り死なないからね飛行する島みたいなものだよ。」
「なるほど、考えたな」
コクトは感心しながら言った
「因みにサウロの村は此処。」
そう言ってエディンは地図の端の小さな島を指した
「……ちっさいね。」
「エルディヴァンの末端って言ったハズだけど…。」
クウの感想にエディンは呟いた
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