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「こんな所かな。」
言えることを言い切ってエディンは一息ついて紅茶を飲み始めた
「え~~~! 魔法みたいなのとか無いの?」
「そんなのは流石に無いだろ。」
クウが聞くと横からコクトが突っ込んだ
「んっ………あるよ。」
「えっ!?」
「えっ!?」
二人が声をそろえたエディンが普通に答えたからだ
「なんで 教えなかったんだぁ!」
「だって、そっちの世界にも普通あると思って。」
ついコクトが怒鳴りエディンがすぐに弁解する
「じゃあ、じゃあ、あるんだね。」
クウのテンションが更に急上昇する
「うん、[精霊術]って言って精霊の力を借りるだけど。1人につき二つの属性しか借りれないけどね。」
「ねえねえエディン。どんな属性があるの?」
「えっと確か火、風、水、地、雷、氷の六つだったようなそうじゃなかったような。」
「………えらい曖昧だな。」
「しょうがないだろ独学なんだから。」
曖昧にしか覚えていないエディンにコクトがツッコムとエディンは少し落ち込んで言った
「でも使う事はできるんだよね。やってみてよ。」
「ああ、じゃあ見ててよ。」
クウが聞いてみるとエディンは顔を上げて答えた
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