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「こ…これが[知精石]だよ。」
部屋の奥からボロボロになったエディンが出てきた恐らくガラクタの下敷きになったのだろう
「[知精石]?」
「大方名前のとおりの石なんだろ。」
クウが首を傾げると横からコクトが言った
「そのとうりだよコクト。これに触ると自分が借りることができる精霊の力を知ることができるんだ。」
そしてエディンはクウに知精石を手渡した
すると知精石はクウの手の中で赤色と黄色で交互に光り始めた
「どうやらクウは火と雷の精霊の力を借りることができるみたいだね。」
「そうなんだ ねえエディンその精霊術はどうやって使うの?」
「……………」
クウの問いにエディンは沈黙した
「………エディン?」
「…………説明できない僕は感覚だけで時間をかけて習得したから。」
「ええ~~」
コクトはクウとエディンのやりとりを無視して知精石を掴んだ すると
「…………おい エディン」
「んっ? なんだいコクト」
「俺はどの属性を使えるんだ?」
知精石はコクトの手の中で緑色に点滅していた
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