二羽の黒兎

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とある校舎の一室 「お疲れ~~」 「お疲れ~~黒兎、一緒に帰らない?」 「ゴメン美香 今日は塾があるから急がないと」 「そうなの 勉強ばっかじゃ彼氏できないよ」 「うっ! あたしは今のままで十分ですから。じゃあね!」 部活が終わった黒兎は荷物を纏めて学校を飛び出した。 時刻は午後七時過ぎ、黒兎は急いで塾に向かっていた。 「急がないと遅刻する」 呟きながら周りを見ると黒兎は公園が目についた。 「ちょっと近道でもしよっと」 そう言って黒兎は公園へと入っていった。 カッ!! 直後公園から凄まじい光が煌めいた。
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