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二人はとりあえずエディンの言うサウロの村に着くと目を丸くした
「………ここはゲームの世界かよ…」
「わぁ~~スゴい。こんな村初めて見た」
コクトは有り得ない状況に脱力しクウの方はテンションが急上昇している
「普通の村なのにそこまで反応するとわね。僕の家はこっちだよ」
エディンが苦笑混じりに話して二人を案内した
エディンの家を見て2人がまたさっきと同じ反応をしたのは言うまでもない
「お茶を淹れるからテーブルに座ってて」
三人が家の中にはいるとエディンはそう言って台所へ歩いていった
二人はとりあえずテーブルに座った
「ねえ キミの名前は?」
「黒兎、草原 黒兎だキミは?」
「名字は一緒 あたしは草原 黒兎ね。黒い兎って書いてクウっていうの」
「えっ…俺も黒い兎って書いてコクトって呼ぶんだけど。」
「ウソッ!!本当に!へぇ~~こんな事ってあるんだ」
「いやむしろ今の状況に向かって言えよ」
コクトは思わず突っ込んだ
「アハハ そうだね。ところでなんであんなに疑ったの?」
クウは急に話を変えて聞いてきた
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