175人が本棚に入れています
本棚に追加
「………許せねえんだ。」
コクトがゆっくり話し始めた
「許せ……ない?」
クウが聞き直すとコクトは頷いた
「ああ、人を騙したり脅したりする世間的な悪が死ぬほど嫌いなんだ。」
「…………昔に何かあったんだね?それでみんな疑うのもどうかと思うよ。ちょっとだけ信じてみてよ。エディンもあたしも。」
「………そうだな。少しは信じてみないとダメか。」
「そうそう、信じよ。」
「お待たせ」
エディンがお茶を淹れて来たようだ
「エディン、とりあえず俺は信じることにした。だが裏切ったら…」
「ああ、好きにするといいさ。じゃあ改めてよろしく」
「ああ、よろしく」
そして二人は握手をした
最初のコメントを投稿しよう!