第四章 大樹のように
15/17
読書設定
目次
前へ
/
109ページ
次へ
「寅さんが亡くなったのは病気と聞いています」 「そうだね」 「ですが、私と会っていた時は、そんな様子が全く感じられませんでした」 「…」 「私の店が開店してすぐに、寅さんが亡くなったと聞かされました」 「…」 「そこに、あなたはー」 「関与していたよ」 それだけ言って、今度こそ黒月は姿を消した。 声をかけるでもなく、後を追うわけでもなく、譲治は悲しげな表情でそれを見送った。
/
109ページ
最初のコメントを投稿しよう!
34人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
58(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!