第一章 安らぎの場

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「いえ、構いませんよ」 「え?いいんですか?」 表情を変えずに答えるマスターに、逆に美樹が驚かされた。 「まぁ、詳細まではお話できませんが」 「それって、私たちが聞いてもいいんですか?」 「面白い話ではないと思いますよ」 そう言って、マスターは一旦表へ出て、扉にかかっている看板をclosedに変えた。
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