第一章 安らぎの場

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「・・・本当に、すいません」 消え入りそうな声で、真希が再度謝罪する。 「どうぞ、空いてる席にお座りください」 「は~い」 苦笑いしながら勧めるマスターの言葉を受けて、美樹がすぐさま席を取る。 真希も慌てて追いかけ、美樹の向かい側に座った。 「ご注文は?」
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