第一章 明かされる真実

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彼らは、呆然とする空姫の存在に気付いたらしく、ゆっくりと話し掛けられる。 「あっ…私は、ア・ン・デ・ス・よ。アンデス。アンと呼んでね」 「あー、ボクは、ウーだよ。ウー。よろしくね」 ?何故か分からないけど自己紹介された。 彼は先程から、何かを探している。 「なぁ、アン。クロは?」 「クロ?一緒に連れて来たわよ?どっかにいるんじゃないかしら?」 (クロ…?名前からみると猫かなぁ…?) と思っていると、先程には三人しか居なかったのに、いつの間にか四人になっている。 あれ?と思い首を傾げる。 (あれ?いつ入って来たんだろう…? ドアを閉めていたはずなのに…?)
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