†第一章 王の勅命†

4/7

1人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
王「いつもいい刀をおさめてくれるな。私は感謝しているぞ」 親「ありがとうございます」 親方と封真は刀をおさめてから王様に謁見していた 王様に褒められている親方を見て封真はうれしくなっていた 王「ところで…そちらの者」 封「は…えっ!?俺ですか?」 王「そう、お前だ。お前は刀鍛冶の見習いでありながら剣士でもあるそうだな。」 封「はい。そうですが、」 王「実はな…近頃この国でドラゴンが目撃されているのだ。」 親「ドラゴンですか…」 封「でもそれは神話や伝説の存在ではないのですか?」 王「うむ…そう言われていたのだが最近発見されてな。私も城の兵士に探しに行かせたのだが…」 封「どうしたんですか?」 王様がとても苦しそうな悲しそうな顔をした 王「誰1人帰ることはなかったのだ…」 親「そうだったのですか…」 王「そこで封真…だったな。お前にドラゴンの討伐を頼みたいのだ。」 封「え…俺ですか?」 王「そうだ。お前の剣の腕はなかなかだと聞く。だからお前にお願いしたいのだ。」 親「しかし、この国の兵士が倒される程の相手…封真に倒せるとは思いません」 王「だが…お願いできんか?」 封「え…、急に言われても…。しばらく考えさせてください」 王「わかった…よい返事を待っている」 …
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加