忘れ去られた島

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ガチャ 「あれ…優。まだ起きてたのか。」 時刻は12時を越えている。 部屋に戻ると、友達の優がまだ起きていた。 「うん…、なんか心配で眠れないんだ……」 「わかるわかる!!難破とかしそうだよな!!」 「…うん。」 「でも、大丈夫だよ。大丈夫大丈夫!心配し過ぎだよ。って、俺もさっき言われた」 「そうかな…」 「お前は、本当に気弱いよなー!…って、拓也もでしょ。とか、はるに言われそう…」 「白川さんは、強いもんね。」 「あいつは怒らせると恐いぞー!この前なんか、記念日忘れただけで、飛び蹴りしてきたからね!!」 「それは拓也君が悪いような……」 「まぁなー…あの時は、必死に謝ったよ…ははは。」 「ふふ、想像すると面白いね。」 「今思い出すとな…」 そんなくだらない話をして、俺たちは床に着いた。
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