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どうも、相沢廉っす、今年から高一、それなりの高校に入学して、とりあえず楽しんでる
教室は見たことないやつばっかで少しやりにくいけど…まあ頑張るっす
「あー…じゃあHR始めるぞ」
「先生ー、それヅラですか?」
いきなりDQNがウケを狙う、教室中に笑いが生まれるが、何も面白いと思えない
「これかー?ウィッグだ」
先生もノるが滑る、こんなんで1年もやってける気がしないよ…
「…出席取るぞ!相沢!」
「うぃっす」
そんなこんなでHRが終わり、1限までの少しの余り時間、因み授業は初日、そんな時であったのが、これから長い付き合いになる、変わった少女
さすがにDQNも知り合い無しでは動けないのか、教室は数人のグループが1個あるくらいである
「…わ…」
後ろから背中を叩かれる、誰かと思い振り向くと女の子
「…突然振り向かないでよ…」
「背中叩いたのお前だろ?」
「…それが…何?」
なんだこいつ…でもルックスは上の中、スタイルは…うん、何も言わない、あ、太ってるわけじゃないんだ、胸も腹も
「背中叩かれたら普通振り向くだろ?」
「驚かそうと思った…」
「うん、今かなり驚いた」
「大成功…フフ…」
変な奴か…もしかして関わっちゃいけないタイプかもしれない…
「お前、名前は?」
まあそれでも一応…な?
「早苗」
「上は?」
「62」
いや、サイズじゃなくt…小さいな…おい
「違う違う、苗字だ」
「吉田」
「そうか、相沢廉っていうんだ、よろしくな」
普通に握手しようと右手を出すと、吉田は困った顔をする
「…宇宙人…?」
「…は?」
「うん、よろしく…」
普通に手を握ってくる吉田に焦ったが握りかえす
「お…おう、宇宙人ってなんだ?」
「…なんの事…」
「何でもない…もういいや…」
変な奴に出会っちまった、そん時はそう思ったなぁ…
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