驚愕girl

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吉田 早苗、こいつはかなり有名人らしい ・友達が居ない ・言動、及び行動が異常 ・神出鬼没 ・でも可愛い 観点はこの辺り、なんで知ってるかって? 有名人って言われてる人と会話してたら噂知ってる奴は近寄って来るんだよ 「相沢、お前…吉田狙いなのか?」 「やめてくれ、そんなつもりはねーよ」 「…廉…酷い」 「いきなりファーストネームかよ…」 いや、まあいいんだけどさ… 「ていうかお前…どっから出てきた?」 「あー、相沢、それ聞いちゃダメだ、吉田は中学んときから神出鬼没で有名だったんだ、授業中も座ってると思うと、瞬き後には消えてる」 どういう事だ…凄いな… 「そうか、吉田も一緒に食うか?」 「…そのつもり…」 そういって弁当を俺の机に置き、こちらを見詰めてくる 「…どうした?」 「詰めて」 イスを? でも詰めてみる俺 「…ちょっと狭い…」 いや、このイスに二人で座ったらそりゃね 「仲良いな、お前ら」 「俺、懐かれた?」 「廉」 「ん?」 「…嫌ならどく…」 いや、可愛い女の子に密着されて嫌がる男は居ない 「気にするな、別にいい」 それはいい、お前の弁当…質素過ぎ 女の子が日の丸って… 「廉」 「ん?」 「…唐揚げ頂戴…」 「ああ、持ってって良いぞ」 不憫過ぎる…身長の小ささからもなんかすげえ不憫に見える… 「…ん」 「相沢、吉田がヒナドリみたいに待ってるぞ」 食わせろってか、いいじゃねーか 「ほら、食え」 箸でつまみ、持ち上げると、食いつく吉田、なんかこのわけわからん感じが可愛く見えてる俺は変な奴かもしれない 「あれか、お前もう付き合ってるんだろ?」 「いや、そんなつもりは無いんだが」 「…あれ…違ったの?」 いや、吉田さん、いつそんな事になった?まだ三ページなんだけど…?
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