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零「くっ、今度はなんだ?!」
部屋の中が暗くなったと思えば、
零「ここはどこ?」
さっきまでは、部屋にいたはずなのにパッと明るくなったとたん・・・。
全く違う景色になっていた。どこかの城の王座の間の様な場所にいる。
一言で言えば、豪華な広い部屋だ。
???「待っていたぞ。我が城にようこそ。」
俺は待ってないぞ。
豪華な椅子に頬杖立て、座っている青年が話しかけてきた。
零「あなたは誰?」
何か喉の調子が悪いな・・・?やけに高い声がでるよな気がする。服も少しゆるいような。すべてに違和感を感じるような、うん、おかしいな。
???「我はこの魔界の王だ。」
青年じゃくて王様なのか、若いのに大変だね。
頭、大丈夫かな?
お薬あげようか?
バファリンでいい?優しさ半分だよ。
京「だいぶ、落ち着いたみたいですね?」
強盗が話しかけてくる。
零「私を、拉致ってどうするつもりだ?早く家に帰してくださぃ・・・?早く帰せ!」
・・・・・やっぱり何かおかしい。
魔王「それは出来ぬ。訳は言えぬが、当分はこの魔界で生活して貰う。」
零「そんな!理不尽だ!納得がいかない。」
怒りに燃え上がる俺。
帰るんだ!我が家に!
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