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零「あんた、誰だよ。」
思わず呟いてしまった。
鏡に写った自分の姿が別人だったからである。
赤髪の長いストレートヘアーのスレンダーなお姉様がいる。ヤバイかなり美人だ
手を振ってみる。
ウィンクしてみる。
セクシーポーズしてみる。
鏡の美女が鼻血流している。
何しているんだか。
零「男だった、面影ないじゃん。」
鼻血拭きながら、とっとと着替えを済ました・・・。
零「さて準備も出来たことだ、レナさん呼んで、魔王の話しでも聞くか。聞きたいこともあるしな。」
レナ「お呼びですか?」
零「早っ、いつの間に・・・(忍者かこの人は)まぁ、いっか。魔王のとこに案内して貰ってもいいですか?」
レナ「駄目です。」
即答かよ。レナさん目が据わってて怖いです。
恐る恐る聞いてみる。
零「何故、駄目なんですか?」
レナ「そんな格好で魔王様に会うつもりなんですか?」
零「ちゃんと着たつもりなんだけどな?」
レナ「全然駄目です。」
零「駄目だしですね、俺、女の子の服着たことないし・・・」
ヤバイ余計に睨まれた。俺間違ったこと言ってないよ。
レナ「髪もボサボサじゃないですか。コチラに来て下さい。」
無理矢理、鏡の前に座らさられた。
レナさんは手際良く髪を整えて、服もちゃんと着せてくれた。それと化粧までも。化粧はしなくてよかったんだけどな。逆らえられなかった。
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