EP・1 ある日の日常。

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そうこうしている内に我が家に到着。 我が家は木造一戸建ての昔ながらの家だ。 一言で言えば古い。 だけど、俺はこの家だ大好きだ。小さい頃から住んでいるから愛着があるだよな、色んな思いでもあるしさ。 零「ただいま」 ???「お帰り、零兄。」 零「もう、風邪は大丈夫なのか?」 ???「もう大分良くなったよ。零兄はどうしたの?帰って来るの早くない?」 零「弁当忘れたから帰ってきた(サボリだけど)」」 ???「また早退してきたの?駄目だょ、ちゃんと学校行かないと」 零「ばれたか・・・まぁ、小さいことは気にするな。昼飯まだだろ?何か作ってやるよ。」 ???「ありがとう、」 零「少し待ってな、瑞希」 そう言って、俺は台所に向かった。 さて、瑞希の好きなオムライスでも作るか。 神崎瑞希(カンザキ ミズキ) 二つ下の妹だ。 活発で明るい子だ、ちょっと人見知りだけどな。 俺には可愛いくて仕方ない。 俺はシスコンじゃないよ?
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