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-学校- 「おっはよ~ん!涼輔!」 「おぉ!おはよっ!逞。」 安藤逞は俺の幼なじみ。何でも気があうたった1人の親友。 「おっおい!返せよ武蔵!」 「うるせぇよ!オタクヤローが。おい!皆見て見ろよ!守のヤローがこんな漫画読んでんぜ!ギャハハハハ!」 岡里守は超アニメオタク。気が女子よりも弱い。 島本武蔵はクラス1番のいじめっ子。特に守をすぐにからかう。 「やめなよ~!武蔵!」 「そうよ!可哀相じゃない!」 「黙れ黙れ!安西と吉田は黙ってろ!このブスッ!!!」 安西桃子は小柄な妹キャラ。はっきり言ってうっとおしい。 吉田真由は知っかりした姉キャラ。安西桃子と仲がいい。 「も~!本当武蔵って最低!!意味わかんない!」 その時、涼輔が置いて来てしまった、照岡恵美が教室に入ってきた。 「いた!涼輔先に行くなんて最っ低!涼輔のバカッ!」 恵美が怒りながら言った。 「ごめんごめん!許して!パフェおごるから!」 パフェは恵美の大好物。だから涼輔パフェをおごると言うので許して貰おうと考えた。 すると恵美が笑顔で言った。 「じゃぁ。最近出来たばっかりの喫茶店の、スペシャルビックイチゴパフェね!」 と恵美が言った。 「えっっ・・・それって1000円するパフェじゃん。」 涼輔が言った。 「駄目なの?だったら許さないよ?!」 「うっ。わかったよ!おごればいいんだろ!おごれば!」 涼輔は半分切れながら言った。 「やった!」 恵美が喜んでいる。 そこに逞が入ってきた。 「涼輔ぇ~。俺もスペシャルビックイチゴパフェ食べたいよ~!」 逞は涙目で言った。 俺は迷わず言った。 「おごらないよ?自分で買って。」 「ケチ」 逞がふてくされた。
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