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しかしその部屋にいた誰も場所を詳しく知らない。
しかし私ははっとした。同じマンションに住んでいる男性社員C氏(目の大きな可愛らしい青年)が出勤してきていたのを思い出したのだ。C氏はA氏の一つ年下で仲も良い。彼ならば…。そして進言した。
私『Cさんに行って貰いましょう!!』
しかし言葉を間違えた。
『Cさん、一緒に住んでるんでしょう!?』
一瞬の沈黙。
『あははは!C君は結婚してるから、一緒には住んでないわよ~』爆笑する奥様方。
しまった!つい!!
びえるの読みすぎだ…。
そうこうしているうちにA氏からB氏に電話があり、無事が確認された。熱を出していたらしい。
安堵したと共に言葉には気を付けねばいけないなと思った一件であった。
皮を被っているつもりだが、恐らく尻尾はチラチラしていることだろう…。
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