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金色に輝く、腰まで伸びたストレートヘアー。
白磁のように透明感のある、白い肌。
よく似合ってるキャミソール型天使の衣装。
青空をそのまま溶かし込んだような、澄んだ瞳。
あくまでも健康的な色気を感じさせる、赤い赤い唇。
ああ、天使だ・・・。
天使が何事か優しく囁きながら、俺の首に手を回す。
ええ匂いやな~。
眼前に、
胸。
「これで私達の言葉、わかるはずです。」
「あ、天使ちゃん、隠れ巨乳だ。」
同時に呟く俺と天使ちゃん。
「どどどどどどこ見てんですかー!」
白い顔を真っ赤に染め、右手を振り上げる。
「あ、揺れた。」
スペペペペペペーン
すげえ、ビンタの後に翼で追い討ち、往復ツインビンタだ・・・
数十発のビンタを一秒よりも短い時間に受け、
俺の脳みそは頭蓋骨内壁に何度も何度も叩きつけられ、俺はピリオドの向こう側へと旅立ったのだった・・・
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