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「すごいですね!先輩。緊張せずにあんなに自然に接する事ができて…。」
「だって私は別に憧れてる訳じゃないもの。雪ちゃんが緊張しすぎなのよ。」
結局あの後、遠野さんと雪ちゃんはまともに会話すらしていない。
雪ちゃん。
純粋なのはいいんだけど、ちょっといきすぎ。💧
「でも遠野さん、何だか先輩の事気に入った感じでしたよね~。」
「え?そう?」
ちょっと面白くなさそうに頬を膨らませる雪ちゃん。
…可愛い。
じゃなくて、私がいつ気に入られたの?
握手した以外はこれといった事もしていないのに。
雪ちゃんはああ言ってるけど有り得ないと思う。
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