第1話

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雪ちゃんはまた別の人の所で仕事があると言って行ってしまった。 1人になって、この後2時間も空き時間がある事に気づく。 「2時間も1人で何しとけばいいのよ…。」 テレビ局内のカフェでも行っておこうか? 店員の愛想があまりよくないから、本当は行きたくなかったんだけど…。 仕方ないだろう。 方向転換してカフェに向かおうとした時だった。 「お時間空いてますか?」 肩をポンと叩かれ呼び止められる。 振り向くと、笑顔の遠野さんが立っていた。
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