2人が本棚に入れています
本棚に追加
しばらく車をはしらせて、いつも向かう海岸についた。
ここは私達が初めて出会った場所。
偶然ここに友人と来ていた時に、彼女と来ていた竜がいたんだ。
1人になった所で竜に連絡先を渡されて、頻繁に連絡を取り合っているうちに食事するようになって…。
去年、竜に告白されてからずっとこの曖昧な関係を続けてる。
「海?どした?」
「えっ?」
気がつくと目の前に竜の顔があった。
ボーっとしていたために声を掛けられた事に気づかなかったらしい。
「ごめんごめん。」
慌てて車から降りようとすると、ドアを押さえられた。
「りゅっ…?」
どうしたの?と、聞こうとした瞬間に唇を塞がれた。
最初のコメントを投稿しよう!