プロローグ

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プロローグ 「くそう、暇だ」 外に広がる都会の景色を一望しながら俺は今日も今日とで暇をもて余している。 俺の名前は白坂一。漢数字で一と書いてはじめと読む。自称多趣味な人間。すべてにおいて平均的な人間だと自画自賛(?)している 「よっ一、元気か?」 あー出たよ、面倒臭いやつ。まあ暇だから紹介ぐらいはしてやる。 今元気か聞いてきたやつは宮前直也。クラスのお調子者で、少々...いやかなりスケベなやつ。残念ながら俺の幼馴染み。 つーかこいつは俺の最初の発言のどこから元気要素を確認したのだろう。 「あーゲンキダゲンキ、今なら誰かの元気を貰わずとも元気玉打てるぐらいゲンキー」 軽く受け流したのだが 「いや...それはちょっと退く...」 ・・・・・・・・・・・・・・・ ヤッテモイイヨネ 「アンタ達はいっつも元気ねー」 俺が臨戦態勢に入ろうとしたときに、もう一人の幼馴染み登場。間がいいんだか悪いんだか。 今宮前を救ったのは姉崎優香。気の強くてツンツンしてるが、同学年+αが認める美少女。茶髪の髪で、髪型はボブ。マンガ好きだったりもする あっまさかさっきのドラゴンボール話によってきたのかな?まあいいか 優香も加わっていつもの俺達に戻る 小学生の時から変わってない。変わったものといえば俺達の身長ぐらいか でも高校に入ってからは周りの目も変わったかな。優香は何てッたて美少女。彼女のあるなしに関わらず、ごく普通の高校生男子にとっては高嶺の花ってやつだ。しかもソレがいつもいつも俺と宮前みたいのと一緒にいるのだ 嫌でも目につくってものだろう まあでもそうやって周りのやつの視線を浴びるのも、慣れてしまえばちょっとした優越感を感じられて、ちょっぴり調子に乗ってる俺である
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