選隊

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雀「誠に勝手ながらこの取り組みは一番隊副隊長の雀部長次郎(ササキベチョウジロウ)仕切らせていただきます。 これより、霧上蓮華の選隊による、取り組みを開始する。 始め。」 蓮「はぁっ。」 カキッ ガシャ 二人は始解もせず刀を交えていた。 市「なんやあの二人、始解もせず打ちあってますやん。何かおもろないなぁ。」 藍「ギン、面白さを求めのではないですよ。真剣勝負なのですから。」 市「すんません。総隊長が刀を振るのがあまりにも珍しくてつい………。」 山「見物客が暇を持て余しているようじゃな。すこしばかり力を見せてやるとするかの。」 蓮「総隊長がいいのであれば私は従うまでです。」 山「ふんっ、少し疲れるのじゃが、仕方がないな。万象一切灰燼と為せ 流刃若火。」 狛「いよいよか………。」 蓮「総隊長がそのつもりならご期待に添えなくてはなりませんね。私も少し本気を出しますよ。 我が化身となり我が望みを叶えよ。黒蓮水神。」 山本の赤き炎と蓮華の青き炎が二人を包みこんだ。 東「これじゃ、二人の様子がみえないな。」 藍「まさかここまでやるとは……。」 一方二人は……… 山「おぬし、この炎の中で決着を着けるつもりじゃな?」 蓮「ご名答。その通りです。」 山「なら、おぬしの希望どうりにしてやろう。炎熱地獄。」 蓮「この炎を鎮めなおかつ一撃を打てと………面白い受けましょう。 蓮の舞い第一章水神龍閃花。」 ドカーン
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