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ある日…
蓮「第三席さんいますか?」
第「おっ、元気でしっかり者の隊長さんどうした?」
蓮「隊長の前いりません。あと隊長って呼ばれると息が詰まります。」
第「分かった分かった。ところでどうした?」
蓮「あの、やはりこの隊にも副隊長が必要ではないかと……………。けして仕事が大変な訳ではなくてですね、どっちかって言うと楽しいぐらいですし。」
第「確かに………副隊長がいたほうが何かと心強いよなぁ。目星は着けてあるのか?」
蓮「いいえ。でも、ある程度経験のある方がいいんですけど…………。」
第「難しいなぁ。」
コンコン
隊員「隊長、雀部副隊長がお見えです。」
蓮「珍しいですね。お通しして下さい。」
スッ
蓮「おはようございます。」
第「おはよう。」
雀「おはようございます。」
蓮「今日はどのような用件ですか?雀部副隊長に限って朝早くから遊びに来た訳ではないですよね。」
雀「勿論です。総隊長から霧上隊長へ現世にて虚退治に精進せよとのことです。」
蓮「現世ですか………初めてですね。」
第「おぉ、かなり急な話だなぁ。まぁ、安心して行ってくればいいさ。こっちの仕事はやっておくから。」
雀「現世では、浦原喜助の家に滞在していただきます。」
蓮「そこまでおっしゃるなら行ってきます。いつから向かえばよろしいのですか?」
雀「今です。さぁ、急ぎましょう。現世とは時間差があります、もうすぐで夕方ぐらいでしょう。持ち物は刀以外何もいりません。」
蓮「えっ、今ですか?……分かりました。じゃあ、後よろしいお願いします。」
第「任せて!」
ガラッ
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