第二章

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とりあえず教室に着いた。 俺は早く帰って枕を濡らしたかったが席に座った。 「よろしく」 と、爽やかに挨拶したのはさっきのツンデレ姫の彼氏らしきイケメン野郎だった。 俺はそのまま大外刈りを決め、袈裟固めで押さえ込み、そこから釣り手を使って裸絞めを決め込もうとしたがそこはさすがの大熊…グッと我慢した。そして言った。 「やあ よろしく 心の汗を流そうぜ」 俺は精一杯の爽やかさの詰った言葉を返した。 何故なら俺はコイツとツンデレ姫が付き合ってなく、実は従兄弟同士でした。てへりんこ。 みたいな事があるのを期待していた。 もしそうならばコイツを通じてツンデレ姫と恋仲に発展したるけん。 もう鬼神の如くリア充になったる。 と考えていた。
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