不向きな少年

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☆職員室 「本当にお前は!!ったくもうこれで近々4回目だぞ!!」 僕「すいません」 「また実現不可能LEVELを覚醒させようとしたんだろ!?親に習わなかったか文字限度は?」 文字限度とは文字で実現させる限度のこと。通常は日常の物や動物などは可能だが非現実的な筆跡、 例えばケガを治すとか、お金持ちになるとかはNG。 でも意外と色々な事が文字覚醒できる。文字覚醒は文字を実現させること。 でも今回のは文字限度にもちろん耐えられなくて空気爆発を起こしちゃた訳w 僕「はいすいません」 「まぁいいもうすんなよ!それよりお前宛てに封筒が届いている。これだ」 封筒の表には丁寧に黒筆で ″光國 守孝″ と書かれてある。 この封筒が人生を180度変えるなんて思いもしかなかった。 封筒を受け取り 「じゃあ僕は。」と言い立ち去ろうとすると、 「待て!罰だ笑」 四角顔で体育系だろうとわかる森山先生は ジャージの袖から″黒筆″を取り出して 空中に ″叩紙″ と書いて 文字覚醒する。 パシン!!はぁいてぇ~↓ 「先生毎回そんなのに″黒筆″使わなくても~」 「いいんだ、罰のため笑!」と文字覚醒したハリセンを持って自分の肩にトントンしている。 まぁいいや 「じゃあ失礼します」 やっと脱出☆
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