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「さて…と
俺は夕飯の準備でもしますか」
腕捲りをしながらキッチンへ向う
楓は悠で遊ばれてるし
雷は楓を見てるし
萩はソファーで寝ていた
「今日はなんかバタバタしっぱなしだったな…」
ま そんなのはいつもなんだが、
今日はアレが食べたい
アレアレ
モヤシたっぷり野菜炒め
なんか野菜が食べたくなった。
ま 理由はそれだけじゃないんだが
「…廻李…さん…」
冷蔵庫から食材を出していると雷が入って来た
「んーどうした?雷」
「………」
「おーい
らーいくーんー?」
んー…やはり
寂しいのか
ふぅ…とため息をつき
ポケットから飴を取り出して雷に渡す
「ん…これ…」
「雷の好きなレモン味
夕飯も雷の好物のモヤシたっぷりの野菜炒めだぞ」
レモン味の飴も
モヤシたっぷりの野菜炒めも
雷の好物なんだ
元気がないときとか
よく作ってやるんだ
勿論楓の好物でもある
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