御機嫌伺い開始っ!

4/6
前へ
/60ページ
次へ
「…実は襲われてたんじゃなくて襲ってたっていうオチじゃないよね?」 「無いわよ。いてて…」 白縫が自力で立とうとする。 「白縫!すまぬ、私のせいで…」 羽の生えた少女が白縫に駆け寄る。 「ばーか。なんでアンタのせいなのよ?」 「私が…ターゲットを間違えたから…」 「間違ってないよ。」 「え?」 白縫が羽少女の持っている財布を指差す。 「ちゃんとスれてるじゃない。」 「あ…」 「貴方たち…スリとかしてたの?」 灰鈴が呆れた目で言う。 「何よ。別に私が何しようと勝手でしょ!?」
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加