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「…実は襲われてたんじゃなくて襲ってたっていうオチじゃないよね?」
「無いわよ。いてて…」
白縫が自力で立とうとする。
「白縫!すまぬ、私のせいで…」
羽の生えた少女が白縫に駆け寄る。
「ばーか。なんでアンタのせいなのよ?」
「私が…ターゲットを間違えたから…」
「間違ってないよ。」
「え?」
白縫が羽少女の持っている財布を指差す。
「ちゃんとスれてるじゃない。」
「あ…」
「貴方たち…スリとかしてたの?」
灰鈴が呆れた目で言う。
「何よ。別に私が何しようと勝手でしょ!?」
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