御機嫌伺い開始っ!

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「あ、そだ。これ書いて。」 灰鈴が色紙とペンを出す。 「書くって何を?」 「おじいちゃんに一言。」 「ったく。」 白縫はサラサラと文字を書く。 『いい加減くたばりなさいエロジジイ』 「あの人エロジジイなの…?」 灰鈴は色紙を見て言う。 「アイツ、ツンデレ萌えとか言ってくんのよ。まったくどいつもこいつも…私がいつデレたって言うのよ…」 (そっちかい…) 「まぁありがとー。んじゃ私はこれで。」 「ん、他の姉貴たちにも会いに行くんだっけ。」 「うん。…ま、全然情報が無いんだけどね。」 「ここからだと桃姉か黄姉が近いね。」 「桃姉も近くに居るの?」 「うん。海の見える大豪邸に。港の近くにあるよ。」 「情報サンキュー。んじゃ、行ってくるわ。」 「とっとと行きなさい。このお人よし。」
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