1人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ、そだ。これ書いて。」
灰鈴が色紙とペンを出す。
「書くって何を?」
「おじいちゃんに一言。」
「ったく。」
白縫はサラサラと文字を書く。
『いい加減くたばりなさいエロジジイ』
「あの人エロジジイなの…?」
灰鈴は色紙を見て言う。
「アイツ、ツンデレ萌えとか言ってくんのよ。まったくどいつもこいつも…私がいつデレたって言うのよ…」
(そっちかい…)
「まぁありがとー。んじゃ私はこれで。」
「ん、他の姉貴たちにも会いに行くんだっけ。」
「うん。…ま、全然情報が無いんだけどね。」
「ここからだと桃姉か黄姉が近いね。」
「桃姉も近くに居るの?」
「うん。海の見える大豪邸に。港の近くにあるよ。」
「情報サンキュー。んじゃ、行ってくるわ。」
「とっとと行きなさい。このお人よし。」
最初のコメントを投稿しよう!