7人が本棚に入れています
本棚に追加
「記憶喪失なら、家も覚えてないんでしょ?」
「うぬ。
私が何処の誰かも分からん。
近藤さん、貴方のお家に住まわせてくれ!」
「いや、ムリ」
「Σふがっ!!?」
一刀両断。
即答の太刀をおみまいしてやったわ(笑)
「やはり私を捨てるのかッ!?
酷いッ!
酷すぎるぞ、近藤さんッ!!!」
「いや、そうじゃなくてね。
アタシも、こっちに来たばかりだから、住む家ないんだよ」
てか、ココがドコだか未だに分からないんだけど(笑)
Σ笑い事じゃねぇぞ、アタシ!
今夜どころか一生野宿じゃねぇのかッ!?
ホームレスライフを送らなきゃならないんだぜッ!?
少しは危機感持とうぜ、マイブレインよッ!!!
「アタシらは野宿組だ!
取り敢えず、生きる為には食うモノを確保するぞッ!!!
ついてこい、ゴリラッ!」
「何処でもお供しますッ!!!」
下僕ゴリラを従え、アタシは当てもなく歩き出した。
→
最初のコメントを投稿しよう!