第1話:過去にダイナミックエントリー!?

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「記憶喪失なら、家も覚えてないんでしょ?」 「うぬ。 私が何処の誰かも分からん。 近藤さん、貴方のお家に住まわせてくれ!」 「いや、ムリ」 「Σふがっ!!?」 一刀両断。 即答の太刀をおみまいしてやったわ(笑) 「やはり私を捨てるのかッ!? 酷いッ! 酷すぎるぞ、近藤さんッ!!!」 「いや、そうじゃなくてね。 アタシも、こっちに来たばかりだから、住む家ないんだよ」 てか、ココがドコだか未だに分からないんだけど(笑) Σ笑い事じゃねぇぞ、アタシ! 今夜どころか一生野宿じゃねぇのかッ!? ホームレスライフを送らなきゃならないんだぜッ!? 少しは危機感持とうぜ、マイブレインよッ!!! 「アタシらは野宿組だ! 取り敢えず、生きる為には食うモノを確保するぞッ!!! ついてこい、ゴリラッ!」 「何処でもお供しますッ!!!」 下僕ゴリラを従え、アタシは当てもなく歩き出した。 →
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