第1話:過去にダイナミックエントリー!?

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取り敢えず、何か食べ物を探すアタシが見付けたのは、奇抜でファンキーなファッションをするシイタケだ。 赤・黒・紫・etc…。 まあ、奇抜なシイタケなのよ。 世界的に有名な、キノコに目がないチビヒゲ赤おじさんも食べた事のないシイタケを、アタシは食べた。 「デリシャス♪」 シイタケの刺身だと思えば、なんちゃらない。 大体、空腹だから何でもイイ。 咀嚼(そしゃく)すれば大概のモノは食べれるらしいよ。 近所に住む入れ歯のおじいちゃんが言ってた。 「あ、やべぇ…」 空腹満たしたら、何だか眠たくなってきた…。 あ、お腹は大丈夫。 アタシ、鉄の胃袋だから、賞味期限切れてもイケる♪ 「………」 ちょw 眠たくなって目、こするとか、かなり可愛くね? 急に襲い掛かる睡魔に逆らう気はなく、畔道に寝転がった。 大丈夫。 ココ、ド田舎だから、車も通らなければ自転車も走らない。 ついでに、人も通らないw いわば、アタシだけのマイ畦道なのだッ! →
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