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アタシが寝て3時間後―――。
冷たい風が吹き荒れ、何だか寒気を感じた。
真冬の風的なモノだね。
冷たいから(笑)
「って、Σ寒いわボケッ!」
桜吹雪の春ですぞッ!!!
何故、真冬の風的なモノが吹き荒れてんのですかッ!!!
ガバッと、上半身を勢いよく起こしたアタシが見たモノは…、人がプカプカと泳ぐ川でした。
「………」
赤い褌(ふんどし)一丁の、男子の陰部を隠す褌巻いてるから、まあ男か…。
肌寒い、というより肌を刺す痛い極寒の寒空の下、プカプカと川を浮遊する男から視線を外した。
そして、辺りを見渡す。
「………」
川に橋、土手らしき場所でアタシは寝ていた。
「Σいやいやッ!」
違うだろッ!
一体どうしたんだ、マイブレイン(脳)!!!
勝手に変な夢を見るでないッ!
褌一丁、寒中水泳楽しむオッサンらしき物体の夢とか、マジで笑えねぇから。
しかも、アタシ、何だか変な格好してるし…。
袴に刀とか、Σ古ッ!?
もっと、こー、なんてゆーか、ビシッとした全身タイツ的なモノだったら、褌一丁のオッサンを越えてたよ。
笑い的に、褌一丁のオッサンに負けてんだよ、アタシ…orz。
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