娘へ

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夏美は、表明では何事もなかったかのように振る舞っているが、やはり最後の肉親を亡くし、心の中では日々親の愛を求める叫び声をあげていた。 『うう…………ん。』 夏美は、日だまりも次第に薄れ、冷えかけの身体に目覚めた。
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