~君の声~

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俺はまずワンギリを してもらいかけ直した 1人目は"P"君 気づけば数時間 電話をしていた… そして2人目は"T"君 数分で終わった… そして…3人目に 電話を掛けたのは"ゆき"だ。 コール音が鳴る 「プルルル…プルルル」 俺はドキドキしていた… そして… 「ガチャ…はぃ…///」 声が可愛い… この時点で 胸キュンだ。 緊張で何を話して 良いのかわからなくなり 戸惑いながら話す 俺「あっ…ゆきちゃん?///」 30分ほど ぎこちない会話が続いた… 俺は、サークルで ゆきを妹のように 可愛がっていて、 "ゆぅ兄ちゃん" なんて呼ばしていた… それを生の声で 聞きたかった俺は 電話を切る際に 覚悟を決め 一言言った… 俺「例のあれ言って?」と するとゆきはこう答えた ゆき「例のあれ?…///」 例のあれじゃ わかるはずもない。 俺「ゆぅ兄ちゃんってやつ」 すると…ゆきは 「えっ?あっ…ゆぅ兄ちゃん?//」 と、恥ずかしそうな声で 言ってくれた… 俺はニヤケながら 礼を言った。 俺「今日はありがと…な?」 ゆき「うん…またね?///」 今もまだ あの声は 耳に残っている。
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