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涙ビューティフル
いつの時に涙するかな…
心は、始め小さなコップのようなもの
ギリギリまで我慢が溜まったので、ふとしたときにコップの水は溢れてしまいます
少し頑張ったから、どんぶりくらいになりました
もうちょっと頑張ったから、洗面器くらいになりました
君との思い出や、切なかったサヨナラが、心を強く優しくしてくれました
そしたら、お風呂くらいになりました
淋しくて、頭まで潜ったら、私と同じだけのお湯が溢れました
心の大きさが満タンになって、大丈夫を少し過ぎると、溢れちゃいます…
きっと、優しいを身につけて、チョットくらいじゃ溢れない、庭の池のようになって見せます
やがて…心は流れる川になり、閉じ込めることなく緩やかに流れて行くでしょう
大人になって、川のように些細なことを流せるように
いつかその流れは、広く果てしない海へと繋がります
溢れることの無い海…
私は子供を産み
海は、時に荒れ
時に生命を育み
私は、喜びと幸せに涙を見つけます
頬を伝う涙の滴が、唇を濡らすとき
「しょっぱいね」
まるで、それは海のように…
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