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「そっかそっか。 じゃあうちで働いてみる? いつから来れる?」 「いいんですか!?」 驚いた。 水商売の面接って こんなにあっさり決まるんだって。 私、未経験なのに。 でもすごい。 声を掛けてきたのはヒロユキなのに、 私に決定権があるはずなのに。 完全に私は彼のペースに巻き込まれている。 私が下から彼の様子を伺っている。 ドキドキさせられている。 私もこんな風に人を操れるようになるのだろうか。        
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