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「できるよ!
え~っと………
名前聞いてもいいかな?」
「エリカ!」
「エリカちゃんね!
俺はヒロユキ!」
そう言って彼は名刺を差し出した。
「…Club Shine?」
「そうだよ。
小さいお店だけど、
アットホームだから
きっと働きやすいよ。
一度見に来てよ。」
「わかった。」
「こっち!」
途端に向きを変え、彼は足早に歩き出した。
「えっ…あの…」
人で溢れかえる夜の街を彼のペースに巻き込まれるように必死に付いて行った。
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