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宗右衛門町と呼ばれる
東京でいうところの歌舞伎町、
飲み屋さんが集中している
ガヤガヤした街を
ヒロユキは私を振り返りもせず
せかせかと歩いて行く。
私が必ず付いてくるという自信があるのだろうか。
すれ違う人は、お客さんサイドになる人間であったり、
きれいなお姉さんやスーツだけれど
きっと飲み屋さんの人であろう
彼と同じくボーイさんと呼ばれる人であったり多種多様であるが、
独特な雰囲気であった。
私もこの世界に溶け込むんだと思うと、
ウキウキしてきた。
自然と私も足早になる。
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