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        人混みを掻き分けたどり着いた場所は、 似たようなビルがたくさん並ぶ 広い通りの一角だった。 ヒロユキは何も言わず、 エレベーターのボタンを押し さっと避けて私を乗るように促した。 「あっ…ありがとう。」 私がエレベーターに乗るとヒロユキも後から乗り込み、 最上階の5階のボタンを押した。        
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