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モカを口にしたまま、奥のソファ席を顎でしゃくる。 彼女もそっちを見る。 カフェラテにすっと手を伸ばしたその仕草は口には出さないけど、まあいいわと頷いてるように見えた。 「じゃあ、なんで探偵なんかやってるの?」 「それはね」 と云い僕は話はじめた。
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