龍宮城へ…!

2/6
前へ
/17ページ
次へ
さて。 亀に連れられてやってきた場所は、太郎と亀が最初に出会ったあの海岸だった。 「ここで、ボクがいいと言うまで、少しだけ目を瞑って待っていてください」 亀に言われるまま、太郎は目を瞑る。 その間。 太郎と両手をつないだまま、亀の気配はそばにある。 しばしの後。 一瞬の浮遊感の後。 「もう目を開けていいですよ」 との、亀の言葉に、太郎が目を開くとそこは……           .
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加