『俺』という存在

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「黙れよ!クソババア!」 「ちょっ…待ちなさい!」 俺は家のドアを強く閉めて出て行く。 これはいつもの光景だ。 今日は何があった?だとか、勉強しなさいとか、まともになりなさいとか、グダグダとうるさい。 学校から帰ると、いつもそんな事を言われる。 そんなクソババアに愛想をつかし、家から出て行きある場所へ向かう。 日課みたいなものだった。
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