おさけのちから

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side.h 「だーいちゃん♪」 「やぶくーん♪」 仕事のあと、べすとで飲もうという話になった。 店に行こうかとも思ったけど、最近一人暮らしを始めたやぶの家に行ってみたい!というだいちゃんの希望で、 コンビニで酒とつまみを大量に買ってやぶの家に来た。 …で、この状態。 「だいちゃん可愛い!」 「やぶくんのが可愛いよぉ」 まず、一番弱いだいちゃん。 だいちゃんは酔うとすぐに眠くなるらしく、今もやぶに絡まれながら眠りそうだ。 そしてやぶ。 やぶは酔うととにかく甘えたになり、周りの奴らに絡みまくる。 だから俺は、他の奴らのいるところでやぶに酒を飲ませたくない。 が、やぶが言うことを聞くはずもなく、いつもこうなる…。 「いのちゃん、だいちゃん寝ちゃった!」 「寝かしといてあげな。やぶはこっち♪」 だいちゃんは完全に眠ってしまったらしく、やぶは腕を広げて待ついのおの元へ少しも躊躇わずに行ってしまう。
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