おさけのちから

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「いのちゃん、あったかいねー。」 「そう?やぶ可愛いなぁ…」 いのちゃんはデレデレとした表情で、やぶを抱きしめる。 …早く離れろよ! 「ん、いのちゃん変なとこ触んないでよ。」 「えー、変なとこってどこ?」 いのお改め変態野郎はやぶの腰をなで回していた。 さすがにこれは我慢できないと思い、俺はやぶを取りかえそうとした…が、 「もぉ、変な気分になっちゃうよぉ。」 「じゃあ、俺とイケないことしちゃう?」 …はい? 「えー!それなら俺もいれてよ!」 「たかき、いたの?」 たかぎが、いのおくん酷いー、と言いながらやぶの頭を撫でている。 何?この状況。 やぶって俺のだよね? あれ?違ったっけ? 「んー、どうしようかなぁ。」 やぶ、何迷ってんの? 早く離れろよ。 酔ってるからってさ、許されると思ってるの?
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