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刹夜は佐々木と距離を置き目を瞑る
そしてパッと開き走り出した
トンッ
静かな道場に小さな音が鳴り響く
「お…まえ…いつのまに!?」
刹夜は一気に佐々木に近づき…
通り越した
そして竹刀で軽く背を叩き1本を取ったのだった
その速さに誰も目がついていけなかった
幹部を除いて…――
「佐々木さん。打ち合いは終わりみたいですよ」
息1つ乱さない刹夜
そんな刹夜を見て佐々木は怒りを通り越して…
目を輝かせた
「お前すごいな!俺にも教えてくれ!」
「鍛練あるのみ」
ズバッと言い切り幹部の方をチラリと見た
やばっ…
目立ちすぎたな
とりあえず謝っとくか?
「做崎さん!1度私とも試合をしませんか!?」
目をキラキラと輝かせる沖田
無理…
絶対無理
刀初心者と剣豪の差なんて明らかすぎる
ここはやんわりと断るべき
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