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京都の町にもこんな所があるのか、と思う程の趣も風情もない路地裏にいた。
趣もない場所に赴かされた。
なんか言いづらい上に良く分からない文章になった。
良く考えたら0章って過去進行形だ。
だって修学旅行だし。
製作者が気付いた事を少し強引に地の文に押し込める。
意味のない行為。
意味のない厚意。
いや、ホントに厚意と呼ばれる様な説明なんかしてないか。
と、まあここでようやく俺は不良達に意識を向けた。
数は七人。
対するこちらは二人。
相手は随分と体格がよろしいようですが、隣にいるバカ…愚の骨頂も負けてはいない。
「フォローになってない」
「地の文を拾うな、フォローする気なんかなかったし、むしろ貶してやりたかったから」
「明らかな悪意を明かした親友よ」
「親友なんて呼ぶな」
「じゃあ新友よ」
「言葉じゃ分からないような事をゆうな、それに新しい友をいきなりトラブルに巻き込むな」
「じゃあ悪友よ」
「今回に限ってその呼び方を許す、それと修学旅行のしおりに書いてあるトラブルの対処法おぼえてる?」
「悪友の時は優等生じゃないんだろ?だったら書いてあることじゃなくて、考えようぜ、優等生じゃない頭で」
若干いや、かなり矛盾してるけど。
先生を呼ぶとか、助けを求めるとゆう判断を押し退けてケンカとゆう判断をする。
「さっきからなにごちゃごちゃ言ってんだよ」
さっきと言うには長すぎる会話だったけど、
そこら辺も(以下略)
一方的に話しかけて、間も置かずに大毅に殴りかかる(鉄砲玉確定)
が腹、左頬、顎(アッパー)の三点コンボは昨日の旅館での夕食の茶菓子より綺麗に、そして舞妓さんより華麗に決まった。
思ったより打たれ弱い(一般論でいくと180cmのがっしりとした巨漢の、体重が乗った三発をモロに受けたらそうなるのが当たり前)男は生ゴミの山に大の字にダイブした。
間違っても気持ち良さそうだと思わない。
袋が破けて異臭もする。
「と、とにかく五人そっちの金髪いけ、俺はこっちのザコをブチのめす」
随分小物発言をした今度こそ正真正銘のリーダーはこちらに若干額に冷や汗(大毅のせい)を浮かべながら凄惨な笑みを振りまいてる。
「あー、俺よりも…」
と大毅が何かを言う前に男は駆け出してリーダーの鳩尾に膝蹴りをいれ、反射的に屈むのを肩を掴んで抑え、立ち上げるともう朦朧とした意識のリーダーに頭突きをかました。
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